栞のお気に入りの歌一覧
ふきのとう
駐車場に県外ナンバーの増えゆくを盆の近きと娘を待つ我は
19
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リンダ
日陰にてだらり転がる野良猫の息を確かめおじさんが行く
16
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大埜真巫子.
たましいが けがれてしまう気がしてる こんなんじゃない わたしの光は
15
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すばる
鮮やかな青空の下太陽に温められて迷いは溶ける
20
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灰色猫
まだ癒えぬ 原爆投下 黒い雨 語る言葉に 平和を願う
30
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恣翁
少女らの斉唱したる旋律は 重き空気に波紋描けり
31
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薫智
僕は風強く弱くもあるけれど君に優しい風でありたい
7
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大埜真巫子.
なぜだろう 自分のいのちを想うとき 真冬の海を 温かに想う
17
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工藤吉生
運命がドアを叩いてきた時にオレは大抵居留守を使う
18
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村上 喬
明日には宮古の海の明るさに心を染めに深くもぐろう
30
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まがね
夏空に遊び疲れた雲達が家路を急ぐ青い夕暮れ
13
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舞
棄てられた空き缶ひとつ転がって虚ろな音が俺を満たすよ
8
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ゐわむら
六〇と九年過ぎける今日の日の雨は未だに癒えぬ涙か
7
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みなま
脱け出せぬ妄想世界の指定席猫とソファを分けあっている
13
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灰色猫
幾千の時を超えて名づけられ 星座になれた夜空の星達
22
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cherry
あおぞらにぽっかりとうかぶつきのふね のっていこうまだみぬせかいへ
12
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すばる
ガレージにしまい込んでた自転車でほんとの空を探しに行こう
31
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ながさき
一つ下 弟は逝く 三九で 妻子残して あまりに早く
24
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みなま
後悔は残った者の特権で空っぽの部屋に散ってゆきます
15
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すばる
何もかも分かる大人になりたくて苦いコーヒー我慢して飲む
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