卯月のお気に入りの歌一覧
安奈
私と云う人生ゲームに行き詰まり攻略本を探しています
28
もっと見る
芳立
たまのをの長夜の舟に召されなばひとに降らせよ星の銀貨を
3
もっと見る
シュンイチ
クォークと鳴く鳥たちを掌に乗せてぼくらは宇宙の片隅にいる
3
もっと見る
垂々
人間の夏の失意を飲み干してあしたの向きで枯れたひまわり
34
もっと見る
紫苑
ソルティ・ライムは青き海の香もどり来ぬ若草の日の浮かびては消ゆ
15
もっと見る
凍
虐待と死刑の載った新聞を敷いて障子の張り替えをする
20
もっと見る
シュンイチ
まっすぐに続くさかみち ぼくたちは丸い地球の上にいるのに
8
もっと見る
垂々
傷跡が雪でありますように。春、きれいに溶けて消えますように。
34
もっと見る
沙羅
本当を知ってしまえばせつなくてまぶたを閉じてあいまいにする
33
もっと見る
シュンイチ
重力に逆らって立つ体育科の臨時講師のやさしいひとみ
8
もっと見る
詩月恵
月見ればわたしをきっと思い出す魔法をかけて君にさよなら
13
もっと見る
キタハラ
火曜日は空白である 公園のベンチでそっと腐る猫缶
4
もっと見る
たんぽぽすずめ。
純白の冬の二人の小説に挟む落ち葉を探す真夜中
13
もっと見る
武谷有人
精一杯遊んでいればいつの日か賢者になれると信じてました
5
もっと見る
ライテウ
ゆうやみがブルーチーズにはいりこみそれはかすかな苦みとなって
7
もっと見る
トーヤ
浜松の駅でぶつかるものがあり雨は東へわたしは西へ
12
もっと見る
垂々
「かれ」と打ち「枯れ」と出てくるケータイを爆破するまでお待ちください
36
もっと見る
浅草大将
書き散らす恋の言葉にうづもれて机の上に秋は来にけり
42
もっと見る
聴雨
弔ひのやうに残暑を見送ればゼフィランサスの咲く頃となり
17
もっと見る
羽
きみの目に波うつ海があふれだす頬を寄せればほろにがい水
29
もっと見る
[1]
<<
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
>>
[45]