浅草大将のお気に入りの歌一覧
成瀬山水
春風の頬を撫でるをおもわせる梅はな開く君の白はだ
6
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悠々
はるさむの夜のみぢか夜のおぼろ夜の ゐねがての夜は 老ひ妻と寢ん
15
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紫苑
物かげを選みてあゆむ黒猫よ 恋はなかずにするものである
10
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へし切
菜の花の沈む夕日に色はへて月はおぼろに春の夕暮れ
18
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聴雨
小夜更けて軽やかなるも華やげる枕べにきく春の夜の雨
10
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芳立
三十年をかへりみやればあなたなる短き春はうつらざりけり
4
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粕春大君
朝まだき綿を羽織りて石を踏めばそよ吹く風に梅の香ぞする
31
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ながさき
春の陽に 木の芽ふくらむ 筑波山 風は優しく 光麗らか
14
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ながさき
ウクライナ 涙で語る 老婦人 「平和があれば、何もいらない」
19
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芳立
埋められてわが名も知らぬ琥珀川こはくはあらじ君がおぼゆる
5
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悠々
風を舞う花とも見よや、春の雪 愛しき人の文かとも見よ
15
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山々雲
青海をたなびき斷切る白雲の滿ちる滴がふい打ちながる
2
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恣翁
しどけなく乱れし姿 繕ふも 羞恥に血汐凝結しけり
12
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河のほとり
こころゆく春にはあらじうぐひすの花咲く庭に鳴かぬかぎりは
15
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悠々
さやうなら ごきげんやうと 白鳥へ わすれな草の手をふる岸辺
13
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みなま
それはそれは綺麗な青空TVの炎の後ろのウクライナの空
10
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舞
大らかに恋バナ語る乙女らの頬艶やかに春待ちかねて
4
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みなま
比治山と川の間の電停に吾子と佇む如月の暮れ
10
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村上 喬
秘めやかに明日を夢見しその胸に春の光が射しますように
18
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芳立
春はまだ名のみといへど入り日さす常磐木まつは匂ふとぞみる
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