紫草のお気に入りの歌一覧
うすべに
華やかな店のかたすみ控えめに 今日は主役と柚子がかがやく
13
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紅ノ季
この思い隠しているけどあわよくばいっそのことに 知られてほしい
4
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KEN
凍てつきぬ 形留めぬ 性なれど 高窓の玻璃 月の写し身
13
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舞
その昔惚れた女の匂いなど思い出させる冬の夜の月
10
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名鈴
露霜の 昼は消ゆれど 夜さりには また置きにけり 我が衣手に
20
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橘
しょうもない私はしょうもないなりに悩みの中に今日も生きてる
12
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秋日好
徒然の小遣い稼ぎの駄文書き縁に恵まれ少し多忙に
12
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恣翁
袖に手を入れたるままに 慣らひとて机に向かふ冬の夜かな
15
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舞
夜衣をかえしてぞ見る夢に逢い秘してや告げんひとつ言の葉
15
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名鈴
微睡めど 片敷寒み 風の音に 寝聡く目覚め つとうち明かす
65
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葛城
裏山に伸びし青竹今年もや伐りて設う門松のため
20
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音弥
世に悪の栄えたためしなしと聞くが天網恢恢疎にして 漏らした
19
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ななかまど
やれること選びて今日もそこかしこできるとこまで老いの時無し
12
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滝川昌之
鼻垂れが袖口ばかり光らせた寒き昭和の木造校舎
16
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うすべに
垣根ごし風の止む間の大掃除 もの珍しげに見守るめじろ
12
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波端
遠つ人松の言の葉流れ寄りまた流れ去り波に幾年
8
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草木藍
葉を落とし冬に備える木蓮の天つく枝に固き蕾よ
9
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茂作
冬日浴び芽吹くよろこび清白の 春にも負けぬ青の眩しさ
21
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名鈴
問ふ人の あらばや言はむ 立ち別れ 言ひ知らず増す 恋ふる心を
24
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葛城
朝飯の後なるまだきうす寒き一間に白き茶の湯気の立つ
16
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