月澄のお気に入りの歌一覧
舞
密やかに電車の揺れに聞こえくる妻買い来たる御守りの鈴
17
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光源氏
己が道に解脱を望むあさはかさこの岸を越す舟を持たねば
7
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光源氏
へだてなく灯し火ゆらく千種とて律儀むなしく主も変はりし
6
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あそびくも
清げなる朝露ふくみ増す文の筆も濯がむ蓮葉の杯
16
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光源氏
夕さればそぞろ震ひし女郎花袖にあまるる戀のむらさめ
7
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光源氏
いとほしと思す少女子紅をさしみだれはぢらふ庭のあぢさゐ
5
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光源氏
咲きそめし花に心を奪はれて紅もみだるる夜のはぢらひ
9
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あそびくも
明暗を隔ち象る影法師わが道を説け日の暮れぬ間に
14
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光源氏
君來むといひし夜ごとの鵜飼船火は燃えつきてなずさふばかり
8
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白亜
タンポポの綿毛が空へ舞うように わたしから飛ぶ 詠みたての歌
26
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半格斎
水面にや傾く日差しのかげろいに竿の穗先はまだ動かざり
15
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半格斎
路傍より手折る白百合けだかくも醉ひし香りや家中満たせり
19
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光源氏
玉梓の人の心はうつろひて涙をこぼす夏の夕暮れ
13
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半格斎
火照る身を褥に横とう夜もすがら月のかけらを抱きねむらむ
25
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紫苑
秘めおける交はし文こそ宝なれ吾の今在るは君ありてこそ
14
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光源氏
暮れてなほ星ふりしきる明石がた幽かに照らす海人の釣り舟
10
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あそびくも
あたら夜のしじまに浮かぶ白銀の鏡は照らす一夏の夢
22
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半格斎
ひぐらしの声さ乱れて朝まだき夢かうつつや眠りの中に
13
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葵の助
子のパジャマ剥ぎ取り洋服着替えさす 忙しい朝黒衣のように
4
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あそびくも
夜をわたり影さす月よ願はくば人の夢立つ門を照らしたも
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