七生のお気に入りの歌一覧
アンリ ミネ
サイフォンに吸われて落ちるうたかたは頬杖ついて暮れ待つカフェで
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光源氏
散りみだる花のまがひに袖は濡れ月影寒し春の山もと
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はな
ひとりよりいろんなとこが痛いのになんでいっしょにいたいんだろう
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悠々
片戀の少年老ゐて花梨抱くこの硬き實を我が骨壺に
19
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悠々
三月の十一日は津浪の日白布に瓦礫の村包めども
14
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恣翁
対の葉を伏せて ミモザは睡れるを 霧立つ朝に 未だ寝られず
22
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たかなしゆり
教科書の間に挟んで隠してた「好き」が勉強中に出てきた
9
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紫草
春めいて駅の階段小走りで スカートの裾吾れは揺らせり
16
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七色コイン
空の青、海の真中に君がいて、やっと逢えたね僕が一番。
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詠み人知らず
鉄橋の下の川原に立ちつくすダークサイドに落ちそうな夜
4
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紫苑
青き香をはなつ酢橘をてのひらに包めばひと日華やぎにけり
14
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そらの珊瑚
気まぐれが許されていたあの時代 みちくさ よりみち でんしんばしら
9
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山本左足
鮮やかな現実逃避 坂道を転がり落ちていく青林檎
15
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芳立
ぬばたまのブラックライトにマティーニの碧い氷がカラリと告げる
10
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凍
罪である、そんな綺麗な指をして誰の頬にも触れないなんて。
11
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詠み人知らず
菓子じゃない弁当でもないコンビニへ 人を見にゆく独居の深夜
27
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七色コイン
奴が待つサーキットへと乗り込んで けして誰にも邪魔はさせない
9
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まるえふ
久しぶり思い出したよ奴の事「ぶるー」って名の男いた事
9
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詠み人知らず
身になりし恋の胚珠の直向さ春を遠ざけ越せない弥生。
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一
ひとことでわからなくするあなたこそわたしのことをわからなくなれ
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