秋日好のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
治ろうとしない身体の哀しみを背負ってしまう心の重み
4
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舞
秋闌ける枯れた花壇の片隅に独り咲き立つ名も知らぬ花
7
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へし切
雨だれの屋根打つ音も歳をとり人もやさしく黄昏てゆく
25
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みなま
たまきわるいのちはつとものこされしものをつぐひとたゆることなし
8
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みなま
NY研修旅行のチケットを供えて吾子はしばし祈れる
10
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みなま
盛大に愚痴っていいやん世の中のひとに分かっていただくためにも
13
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灰色猫
君の手の細い指先ふれるたび 愛しい力が湧いてくるんだ
24
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詠み人知らず
何ゆえか流離う人の哀しみは帰る場所なき寂寥の棲む
13
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詠み人知らず
一度きりを生きることの意味知らず今まで生きて来たことを知る
16
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美津村
青田の中に一本通る白き道月夜に新聞配りに行く道
10
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悠々
身もこほるしぐれの道に傘無くも歎きたまふな共に行かうぞ
14
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詠み人知らず
思ひ出を沢山喋ってその挙句炬燵にもたれ眠りこけるひと
4
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参田 三太
冬だけは 越せぬベゴニア 秋深く 庭あちこちに 最期を盛る
6
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つゆくさ
商品は機械に乗って流れても 人の心は流したくない
14
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紹益
仰ぎ見る 東の空に オリオン座 冬将軍の お出まし近し
18
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舞
ぬばたまの夢の静寂に密やかな君の声さえもうモノクロに
5
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夢士
霜月の銀杏黄葉に雨の音木々の葉散りて冬ざれ近し
8
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みやこうまし
喧伝の紅葉の名所に誘われど 御所の静かな秋色が好き
12
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へし切
とぼとぼと歩みて行くかしぐれ道冷たき雨にため息をつき
19
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灰色猫
雨の日は水の調べに耳澄ます 綺麗な和音に癒されながら
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