横井 信のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
難局も一歩下がって見れるから老いた身こその職場での価値
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聴雨
初霜を纏ひて白き野の花をまだ明け初めの薄ら日は抱く
12
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痴光山
冬日中減りて騒げる小学生 散れば校庭うそ寒々し
6
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KEN
小春日に フォルクローレは 舞ひのぼり 蒼に溶くかも 陸奥マチュピチュ
8
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ななかまど
逆さまに実をつつくときヒヨドリよそのまま飛べば固き地球よ
12
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音蔵 雅秀
大型の 山車の繰り出し 賑やかに 幼き頃の 炭坑の夏祭り
5
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舞
爆発すカンブリア紀の生命の海思わせる秋の豊穣
11
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び わ
ツワブキが花瓶を飾って気を流す寒さ跳ね除け皆を励まし
7
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茂作
獲りのこる種やも知れず青々と 長葱にまじりて生ひし馬鈴薯
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聴雨
滔々とながるる筆にほとばしる墨は心のままをかたどる
11
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夕夏
じにんなきぎいんふしょうじじにんをさせてぎいんていすうさくげんし
2
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杜鵑草
ふたたびはあひ越ゆまじき明石の門えやは忘るる彼の夕暮を
8
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うすべに
風さわぐ からくれないの池の面にみほとけの手の指をみつめる
12
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睡密堂
ストールをマフラーに替える頃には私はひとつまた年を取る
7
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ななかまど
風無くも次から次に絶え間なし葉として生るる旅の終わりぬ
14
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滝川昌之
「みさえ」って呼ぶのはオラとひろしだけひまわりはまだ「アイアイ」と呼ぶ
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詠み人知らず
皺の寄る 寒き日暮れの 祖父の指 歳も寄り似て 擦る皺の手
6
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へし切
夕暮れは秋こそことに侘びしけれ天つ空なる君を恋ひつつ
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音蔵 雅秀
身を屈め 純白の羽 伸びやかに 舞い立つ鷺は 白き木蓮
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なりあきら
小鳥飛ぶ 大きな鷹も 飛んでゆく 大きな空を みな飛んでゆく
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