KENのお気に入りの歌一覧
恣翁
嘲りの微笑を湛ふ こめかみの下がりし目尻とほうれい線に
11
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うすべに
秋霞 遠い思い出なつかしい籾殻を焼く煙たなびく
9
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名鈴
限りまで 身を焦がしては 同じ火で 思ふ人まで 苛み給ふか
13
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うすべに
風うつす楓のこぬれ水鏡 うすべに淡く錦秋をまつ
9
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茂作
秋深し朝の目覺めは夜を殘し 終はりの節の近づくを知る
16
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横井 信
霜月の秋は深まる里山を駅のホームで振り返る朝
12
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名鈴
霜月に 再び咲きし 金木犀 香りに季の 返る心地す
12
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ななかまど
コロナ禍に自粛をときしあの人の声よみがえる密集の街
12
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へし切
此度こそ夢をみせてと願い行き何故か空しき投票のあと
18
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ひげじぃ
神の旅終え帰られて霜月の朔日つとめて瓶子供えし
7
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滝川昌之
発芽する落穂のごとき切なさよ双葉で止まる寒き朝顔
16
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うすべに
遠い日のきみの言葉が引きもどす 恋したことも昔語りに
9
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茂作
初化粧八幡さまに願ひする 千歳飴持つお澄ましの顏
16
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ひげじぃ
街燈の輪の中に咲く月下香 ひとり棲む屋の夜に薫れり
8
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滝川昌之
市庁舎の投票所にて期日前 理由はその他、「分散」とする
13
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名鈴
空高く 明き日和に くれぐれと おぼつかなかる 秋の闇寄る
10
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ななかまど
窓越しに目薬さすときお日さまは覗いておりぬわが喉の奥
12
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へし切
駿河の海 鮮やぎ競ふ桜えび 春のさくらに色まさるかな
16
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さいおん
振那為乃 日雖過去 幾十度 地響苗尓 人波苦茂
7
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うすべに
冷え込みに虫の音とだえ見あげれば 冬の星座の青いきらめき
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