横井 信のお気に入りの歌一覧
ななかまど
エンジェルは鉛色した雲間より降りて来るらし天使の梯子
15
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凌霄花
ややこしやひとの心で絡む糸もどかざるとも日にちが薬
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こぐまじゅんこ
さっちゃんをお膝にすわらせ絵本読むお膝がぽかぽか心もほかほか
7
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音蔵 雅秀
変化する 雲見ていれば 熊や象 人の叫びと 様々に見ゆ
3
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呼吸
となりできみが指で数えて短歌詠むきみには冬が似合うとおもう
3
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呼吸
雨に濡れ海を見ているひとりかな昨日のきみをどこかおもいつつ
3
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KEN
雨の夜半 亡者憑依し 浮き立ちぬ うつつの隅の 小菊白菊
9
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舞
友の背と並んで揺らすランドセル大人の知らぬ夢も詰められ
11
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ながさき
自らの 選んだ道を 歩くのみ 雨が降つても 風が吹ゐても
12
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び わ
気をよくすお布施の一つ大切に今日会う人に惜しむことなく
5
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茂作
ほとけのざ季節をまがへて咲き出でぬ 人に恥ぢらふ薄きむらさき
15
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バジル
恋すてふ 学園祭で知り合ったあの人ロスを試す木枯らし
17
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卓
刈り入れを 手伝う娘 束ね髪 幾秋過ぎて もう子の母か
7
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うすべに
散りいそぐ葉桜たたくぬれ落ち葉 つめたい雨の連れてくる冬
11
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杜鵑草
いにしへに絶えけむ家は荒れ果てて人恋ひしくしく泣ける心地す
11
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滝川昌之
駅前に写真館まだあった頃 千歳飴持つ吾子がいたころ
20
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ななかまど
ポケットのコインさぐれば霜月の朝の冷気を纏いておりぬ
17
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凌霄花
なんとなく違和感覚えた隣人の踵返えしの残像今も
11
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KEN
孤高ゆゑ 哀しむ声は 蒼蒼と 疾風に木霊す 磐梯の峰
9
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聴雨
うら枯れの葉先に光る露ながめ深きゆふべの雨を知る朝
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