光源氏のお気に入りの歌一覧
河のほとり
花よりも夢路はかなきうたた寝の醒めて君亡き春の夕暮れ
20
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秋日好
光る君古都の梅が枝琴弾けば言の葉もなく花散りしきる
17
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石川順一
葉桜に鳥は蜜吸ふために来る河津桜の開花の早し
17
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石川順一
「つぐない」が殆ど歌える不気味かな二度目に歌えば混乱ひどし
13
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アガサ
君逝きて現身悲し幾星霜逢瀬重ねる春の夜の夢
9
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水月
沈む恋浮かばぬうちに詠みゆくは夢みる月の絵巻恋歌
13
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水月
春を待つ白梅の花や馥郁と淡き色に秘めし熱情
15
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秋日好
三か月沈黙しようが忘られぬもののふの歌季を巡りて
17
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舞
白のみの時を経てこそ咲く梅の色に添え聞く懐かしの声
17
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コーヤ
城山の雑木もみじの木隠れを特急電車如走るリス
18
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コーヤ
ひややかな滝の流れの音ひびく山沿いの道汗も止まりて
21
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萱斎院
春の風 思ひこめぬる花の色 涙のかをりとづけてしかな
13
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舞
この街でひとを恋した刻あると遠い花火を眺めるように
11
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舞
花咲くに間遠き街に降る氷雨かそけき春の香の聞こえくる
10
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吉野 鮎
ゆくりなく雲間射しきて階降りるひかりの皇女二上の山峰に
16
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吉野 鮎
汝が指のささやき肌に流れゆき街はつみゆく雪音に沈み
15
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吉野 鮎
參道に咲き零る萩花の道秋つれる風と朝を歩めり
28
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吉野 鮎
山肌を雪積むさまに咲き盛る白梅の郷きみが産土
28
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吉野 鮎
彌生の雨は温くして 山霞み霧たななづき奧山の鎭もり
11
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雪柊
照れくさく煙草ばかりに灯を灯す出逢った頃の二人のように
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