凌霄花のお気に入りの歌一覧
茂作
もつこりと黒のマルチを押し上げて 此處を破れと知らす芋の芽
14
もっと見る
横井 信
自転車が春のひかりを引き連れて走り抜けてく海渡る橋
18
もっと見る
茂作
もの云はぬ乙女に似たり春の土手 いぬのふぐりのむらさきに咲く
18
もっと見る
へし切
男なら 大きな夢を抱き行け 生意気でいい 誠のあれば
17
もっと見る
ななかまど
わが妻と夕日を見ても太陽はしずみつつあるだけの太陽
17
もっと見る
滝川昌之
マフラーをしてないことに気づいてと君のうなじが春を装おう
24
もっと見る
滝川昌之
眼で探し耳で追いだすウグイスよ 立てば歩め親の心で
18
もっと見る
茂作
春を知り花を咲かせた絹莢を 友とまがへて初蝶の舞ふ
19
もっと見る
横井 信
春が来て卒業式に送り出す一人前の大きな背中
16
もっと見る
御宿川蝉
山裾の白き學び舎ふり返り 友との別れの 寂しさを知る
12
もっと見る
杜鵑草
夕まぐれ漫ろ川邊を彷徨へば水面に笑むは君が影かな
10
もっと見る
ななかまど
新聞を電車の中で読んでおりゼット世代の一人を想う
13
もっと見る
へし切
うららかな春の日なのに 通院の道はるかなり 儘ならぬ身は
15
もっと見る
横井 信
セキレイのやさしく歌う陽だまりの春の小川に魚影がひかる
16
もっと見る
茂作
のこぎりの山に登れば廣がりぬ 弟橘媛の鎭めし海が
16
もっと見る
へし切
冬ごもり 春のきざしに目覚めたる 生ける命の囁きを聞く
19
もっと見る
ななかまど
野の草の花の紐解く春の風野辺をわたりて人をいざなう
21
もっと見る
滝川昌之
あんパンと牛乳買って裏山へ亡父と探した土筆の春よ
17
もっと見る
横井 信
もう今日はここで寝るかと花の咲く梅の小枝ですずめが騒ぐ
17
もっと見る
杜鵑草
おしなべて遍く惠む春とても賜はりがたき身こそ惜しけれ
10
もっと見る
[1]
<<
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
>>
[81]