詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
はごろもが紅花に觸れ朱を引かば遊ぶ天女は少し戸惑ひ
13
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滝川昌之
週末のバカンス組と同様に焼けてる俺の野良仕事痕
23
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コタロー
群青の海と碧空溶け合つてウインドサアーファー潮風に乘る
8
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コタロー
炎天の踏切錆びたレール上蜥蜴一疋によろりと動く
6
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コタロー
炎天に歩く事さへ憚れて原附バイク風切り走る
7
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煩悩
友の死を目の当たりにして夜の百均で探し当てる黒いネクタイ
9
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舞
人だもの色んなことがあるものさ恋したりとか老いてゆくとか
16
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つちだゆういち
和歌を詠む始めし理由は別れ故あの日の心忘れたくなひ
13
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KEN
草骸螢燈となるいにしへの傳へを糧に老いのぬかるみ
10
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秋日好
親鳥の餌口元に躊躇えば邪魔するまいと君立ち上がる
15
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幸子
とぷこんと氷を水に落としけり一瞬沈む手応えのありて
17
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秋日好
薔薇陰の巣箱に顔を覗かせて「えへへ」と笑う幼鳥あり
16
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横井 信
足元に寄せる水音聞きながら汗を乾かす風に吹かれて
12
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己利善慮鬼
街角のカレーの匂いに気付くたび貴方の家に帰りたくなる
7
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横井 信
蛙鳴く野に咲く花を眺めつつ歩き回った街はふる里
9
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詠み人知らず
紫陽花の色附く塀を見て歩む半額になる辨當求め
5
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滝川昌之
梅雨前の波打ち際でくるぶしにかかるくらいの恋を偲べば
26
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へし切
偲ぶれば恋しみ妹を面影に夢の直路を行き通ふかな
22
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詠み人知らず
希う花の末から葉も空も青を深めて夏野ひらめく
15
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詠み人知らず
水無月の雲の帯しめ伯耆富士夏姿凛と緑のすそ野
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