ななかまどのお気に入りの歌一覧
夢花火
道草の 小さき花の 美しさ 黄色が揺れる 小花の大群
5
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恵雪
長き翅たたみ我が胸着地する天道虫の丸さ愛らし
13
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痴光山
歌仲間ひとり減りして一桁へ 世間話の増すも楽しき
4
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敦希
浅緑小さな手ひらくいちょうの葉 陽を掴もうと競い繁れる
14
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滝川昌之
葉桜に春光強くなりゆけば街には日傘追いかけて咲く
23
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わかばみち
幽玄を行きつ戻りつユートピア桜の中で現と混ざる
4
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兎桃
一面に春の田覆う野鉄砲いずれ鋤き込み稲の肥にせむ
4
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トウジさん
うぉうおう桜に合わせ俺は散る屠殺場からの来世は人にと
4
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高松 蓮
制服の 袖余らせた 男子らの 伸びゆく姿 思う春の日
9
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恵雪
初夏の陽にルビー散りばめられるごと躑躅のつぼみ輝きてをり
6
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リクシアナ
うつし世の澱みに屯す花筏あすの流れをひとひらが行く
10
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千映2
二人して漕ぐ花筏悲しけれいくら漕いでも届かぬ河岸に
5
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仙人の弟子
葉桜の 清々しさよ 木漏れ日の 淡い光に 緑まぶしく
6
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うすべに
お散歩の犬かたまってじっと見る 視線のさきに悠然と鷺
11
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横井 信
山寺の祭りを告げる春風に八重の桜のふわりと揺れる
19
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夢花火
月詠に 照らされメモ紙 涙落ち インク滲むは 我の本心
3
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西手心黒
「背で語る」丸めたままの手酌酒昔に酔った反面教師の
7
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茂作
花水木うすべに色に咲きにけり 潛む思ひを君に告げたし
15
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舞
水面へと落とす小石のさざ波の古き恋などふと思う時
10
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音蔵 雅秀
ふと思い 心動かば 言の葉の 舞い踊りきて 歌の華咲く
4
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