卯月のお気に入りの歌一覧
シュンイチ
はじまりは綺麗な嘘を捨てたこと 悲しい嘘も受け入れたこと
29
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シュンイチ
耳寄りなうわさによると好きだったあのひとはいま土星でひとり
4
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飯田彩乃
地球上でもっとも不可解な地図を丸めたようだあなたの耳は
5
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浅草大将
しがらみをことごと流す水あれば海よお前に母を求めず
26
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芳立
二十年の二たび三たびめぐるともまことに人は成らぬものかな
15
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やねうらねこ
寒空に男五人を詰め込んだおしくらまんぢゆう駅を出でゆく
2
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新田瑛
ペンギンと間違えないでおにぎりと書いてるほうがおにぎりですよ
11
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キタハラ
ぶらんこを高く高くにこぎあげよ飛ばした靴のことは忘れよ
13
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キタハラ
きこえないでしょう 雪などつもらない街にもしんと悲しみは在る
26
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まるたまる
煩悩がひゃくやっつでは足りぬゆえあと三粒のアーモンドチョコ
17
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シュンイチ
Distanceはさらりと「距離」に訳されて別れの意味を語りはしない
28
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山本克夫
赤い羽根共同募金のひとたちが鳩の不幸をスルーしている
4
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紫苑
玉の緒を絶たむと決めし地はとほく残れる生を掌に転がしつ
10
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シュンイチ
ソラマメを都市の地面に蒔きながら海が生まれるのを待っていた
18
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新田瑛
わらべ唄はそろそろやめてかえりなさい もうすぐ夜の部になるのです
2
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紫苑
基督を捨てえぬままに抗ひぬ深い河(ディープ・リバー)のまなかにありて
11
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藍鼠
「金色のちひさき鳥」とうたはれし銀杏散るちる空を知らずに
8
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山本克夫
あをによしならばあなたの体温をわたしの肌にわけてください
8
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紫苑
勤めゐる吾に科ありや突きつけるビラの手逃れうつむきて過ぐ
12
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苅田由枝
本当はこわい いつまでこのひとのことを覚えていられるんだろう
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