紫水大夫のお気に入りの歌一覧
三沢左右
舌先にまろまろとして飴甘し世の幸ひよ身にまつろひね
16
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光源氏
流らひし亡き人思ふなぐさみぞ無げの言の葉余波の影に
14
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光源氏
笹舟は差し出づる月にさすらひてさせもの草に誘ふしるべよ
16
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光源氏
ただ人は立ち返り見る竜田川立て引くごとにたどる苦しみ
22
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水葉
睦まじく寄り添う大樹のその下にいずれ森とぞなりたる若木
8
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芳立
ゆくみづの堰かれ湛ふるしがらみをかれたる下のなどて称ふる
16
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芳立
絶えぬ音はきくぞかなしきたまのをのみじかき夜目を蝉はおぼえで
19
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浅草大将
遠かかる霞か霧かもやもやと晴れぬ思ひの夏のながめは
15
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林ユキ
灼けつゐた真夏の道に息絶ゆる小さき獣の瞳(め)に蜃気楼
12
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みづ子
きつい赤夏のペディキュアぞかせてそれでも悪女になりきれぬ吾れ
8
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舞
不可思議の遠野百年 オシラサマ座敷ワラシのまだ棲むという
3
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浅草大将
茜さす紫蘇酢すがしき海月茄子漂ひ和へと人は言ふめり
14
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聴雨
夕映えの雲色あせて月高くいとやはらかきあかね映して
12
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芳立
恥ぢらひも照れも流して脱ぐ衣のなぎさの君を月とみるかな
12
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詠み人知らず
夏衣ひとへにうすき袖の風涼しき谷のこだま吹きこせ
10
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falcon
夏木立かをる山百合蝉しぐれ僅かに残るふる里の杜
13
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恣翁
朝ぼらけ 石竹色に 變はりゆく 鏡の湖に 浮かぶ島影
19
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紫苑
木馬御すさざめき春の蒼空に溶け幼なの髪に陽はあそびをり
17
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笑能子
淡々と一人の業を為すばかりそれが己の受け持ちなれば
3
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薫智
人は皆繋がっている様々に一人じゃないと気づかされてる
10
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