緋色のお気に入りの歌一覧
聴雨
降りやまぬ雨に心は見透かされ夕べ一つの言葉のみこむ
19
もっと見る
詠み人知らず
心臓の音を聞かせて寝かしつけ子の心臓も「さみしい」と打つ
12
もっと見る
舞
紅葉に落ち来る雨は音の無くあなたにも降るわたしにも降る
12
もっと見る
氷魚
希釈した夢を啜って生きている悪いと云われる筋合いは無い
15
もっと見る
氷魚
シンプルを重ね続けた僕達は輪郭すらもつかめなくなって
13
もっと見る
まるえふ
強くあり女々しくもある僕だけどまあそこそこに笑顔は見せる
14
もっと見る
浅草大将
そま人が家路に飾るにしき葉のもみぢを吹くな山のゆふ風
14
もっと見る
みやこうまし
歌を練るベンチにふわり赤とんぼ共に首ふる夕べの風に
11
もっと見る
しげ
明日こそ明日こそはといいながら明日になればやっぱり今日だ
11
もっと見る
ゆみうさ
髪とけばなまめく匂いするようで君とわずかに距離をおいてる
7
もっと見る
ほたる
指先の強さで髪をさらわれて自己満足の価値観捨てる
7
もっと見る
ゆみうさ
さらわれる瞬間の闇 熱い手に任せるという自由を選ぶ
9
もっと見る
たたみ@回文師
身の傷み 名は悔しさか 鈍の手の 火にかざし焼く 花見鯛の味
8
もっと見る
シュンイチ
肯定も否定もしないきみだからチーズが溶けるまで目を見てる
12
もっと見る
CB’s
今にして思えば僕の見ろ人がゴミの様だは言い過ぎでした
22
もっと見る
高島津 諦
写真機のシャッター閉じる間だけ恋人の顔させてください
6
もっと見る
薫智
見上げたら心に一つおちた星なくさないよう握ったスピカ
16
もっと見る
舞
秋風が枯れ葉一葉舞い落とす公孫樹並木の空高みから
9
もっと見る
みやこうまし
認知づま鏡も見ずに化粧する女の性の残り火燃すや
14
もっと見る
たんぽぽすずめ。
出掛けたら瞳に残る風景の土産を歌に変える楽しさ
36
もっと見る
[1]
<<
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
>>
[57]