滝川昌之のお気に入りの歌一覧
舞
帰宅路の知らぬこの家の魚焼く匂いのうまし秋の暮れかな
3
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内田勝也
にれかめぬこの今生をにれかむや汚き胃を持つ反芻動物
1
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由縁
退院を待ちわびる女子集まりて 焼肉賛歌ここぞと語る
3
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由縁
霜月の雨に打たれて駅向かう人をながめる病室の窓
3
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只野ハル
おかっぱの小二も健気に弦を弾くジュニアオケの第九清々し
7
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桜田 武
「サクラを見る会」庶民の目に映るは権勢のおごり支持者の悪乗り
4
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桜田 武
月暦にカラオケの例会記すその日は地域に根ざす演歌歌手
2
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桜田 武
一年を挿絵楽しむ週暦次も犬か猫迷う年の暮れ
4
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名鈴
名も知らぬ 君を見初めし あの日より かはゆき仮名を 付けて囁く
10
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び わ
これからは遊び主体に生きましょう家内の提案吾もうなずく
3
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横井 信
雨降りの予報で部屋に閉じこもる僕を呼び出す短いメール
10
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ななかまど
箸ぶくろ栞となりて母の文字世過ぎ身過ぎやたくわん詠う
10
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ながさき
題目に 勝るものなし この人生 今がその時 「まことの時」と
11
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名鈴
頬歪め 語る虚言 あぢきなし 素直なるこそ 幸ふ道なれ
8
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び わ
半月がよくやりますねと励ましぬ家内と二人畑の仕事
4
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里香
病み上がり 寒さのつらくこたえしが 母のおかゆのいたく沁みいりぬ
29
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横井 信
どんぐりの転がる山の入り口でひと息ついた僕のおしゃべり
7
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可不可
遊びたい日と秋雨ぶつかって 意地はりあっても私の負け
3
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ななかまど
せわしなく首うごかして鵯は柿のこずえをわが城とする
7
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名鈴
従ふや くさかや姫の 理に 小さき種も 並び文を成す
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