夢士のお気に入りの歌一覧
みなま
悲しみの波がひいたら砂浜にふあんふあんの層が重なる
8
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都詩
ハイビスカスの垣根の続く細道にサーファー行き交う雨降る今日も
9
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詠み人知らず
背を向けて眠るその背に手の平を当ててさすって日頃の感謝
4
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詠み人知らず
弟よ吾より先に逝くなかれ母親思いに優しく育つ
4
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光源氏
別れては夜をいたづらに明かすらむあくがれまどふ須磨の浦人
12
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光源氏
さ夜ふけて海の火影を見果つればあはれに照らす袖の月影
11
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詠み人知らず
尻込みをしている吾を添乗員 早くおいでと旗ふる吊り橋
12
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つゆくさ
顔だした 可愛い双葉の赤ん坊 水掛け祈る 大きくなあれ!
8
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光源氏
ほろほろと乱れそめにし花つ妻あかとき月の後ろ姿に
12
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へし切
死ぬる身のこの世に未練なくもがな悔いはなけれど逝くはせつなき
24
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ながさき
限りなく 青く澄んでた 今日の空 銀河の果ても 見渡せるほど
19
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由縁
親潮とやませの風にさらされる郷土の気骨になじまぬ気性
4
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詠伝
白い道 高校最後の試験終えあの子とピアスの算段をする
18
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みなま
旅に出た筈の馴染みの猫一匹苅田の日向にぬくもれる秋
10
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美津村
颱風の過ぎたる朝の空を割り鋭く鋭くゆく飛行雲
6
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美津村
颱風のあとの冷たき吹き返し鈴鹿颪の雪空に似る
6
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美津村
吹き返しの風荒ぶ日の夕暮れて足冷えくれば靴下を穿く
9
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恣翁
巣より出で 隈笹の上を翅鳴らし すがるの群れの威嚇するかも
15
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紫苑
踏まれたるなだりの末の思ひ草いろあはあはと秋の日に溶く
13
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みなま
おでん炊く一晩寝かせ味染ます娘ふたりが明日は揃う
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