横井 信のお気に入りの歌一覧
び わ
久しぶり手話サークルの講師役静かに対応笑顔の波に
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茂作
山茶花にしばし夕日のとどまりて 今ひとしほの色まさりけり
14
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杜鵑草
しづかなる鄙のあはれとこそ思へ言甚かりけり鴨の諸声
12
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睡密堂
虫の声気づけば絶えて街灯を頼りに帰る北風の町
14
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滝川昌之
伊勢丹の包装紙ごとき山肌の錦は四季から来る贈り物
18
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痴光山
久しぶり夢見に妹と二人連れ かほ見せよだに喚ばで覚めたり
6
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うすべに
はつふゆの野辺の小菊はむらさきに もみがら焼きの煙にそまる
12
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ななかまど
箱を開けこれわこれわとながめおり気高くひかるシャインマスカット
11
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詠み人知らず
秋までに 肥えた蓄え 冬支度 縁側下がる 渋柿暖簾
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詠み人知らず
笑み浮かべ 遠く生きると 指離し 手を振る先は 火葬場の煙り
6
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聴雨
つはぶきの花の命の短かさを知るや知らずや冬木立哭く
12
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KEN
燃ゆといふ言の葉軽く浮かべては 公孫樹見上ぐる平和の有りて
12
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音蔵 雅秀
探し物 仕舞いし場所を忘れ去り 有りしことのみ鮮明なりき
4
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聴雨
冬枯れの野に吹きすさぶ風に知る路傍を照らす石蕗の花
13
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舞
妖精か人幼な子のか落とし物靴かたっぽと並ぶもみじ葉
10
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夕夏
まずしきはじこふたんきんししゅつできずにかけきんとられえひもせす
2
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び わ
すっきりと僅かな時間おしみなくすぐ実行し青空仰ぐ
6
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茂作
秋の空かくまで青く澄みはてて 時雨のごとく紅葉散りくる
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睡密堂
笑ってと言われるほどに頑なに口を結んでいた七五三
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うすべに
枯れ草にふと落ちかかる小さな手 もみじの赤に子供かさねて
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