横井 信のお気に入りの歌一覧
茂作
落ちもせず枯れる山茶花哀しけれ 見るや我が身に年の瀬の風
14
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聴雨
利き酒の猪口に蛇の目の青沈め仄と紅さす月浮かべみる
14
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詠み人知らず
青空の 冷えた空気に 晒されて 神も風邪引く 手を掲げても
6
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詠み人知らず
反感の 目でしか見れぬ テレビ消し 平和語るか 不幸語るか
7
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仙人の弟子
雨あがり 空の舞台は星降る夜 観客静か 心で拍手
8
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空き缶
八時には寝る戒めが守られず君の写真をただ眺む我
7
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睡密堂
荷造りのひもを解かずリカちゃんを眠らせているかつての少女
8
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ななかまど
十八と違うときめき覚えおり老眼で観る東寺の紅葉
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滝川昌之
週末がまだ貴重だといるうちは現役なのさと起きる月曜
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うすべに
紅一葉 流れるさきのしがらみのからくれないにはなやぐ錦
11
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萱斎院
紅一葉散りてながるる瀬のさきにせめてひとときとどめてしかな
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千葉 甫
突然の間近で響く雷鳴の絶えて静かに降る雨の夜
9
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詠み人知らず
寒空に 薄着姿の 好々爺 柿を突かせ 小鳥を愛でる
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音蔵 雅秀
夕間暮れ 冷へ冷へと浮く白き月 静寂の中淋しさの増す
6
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なりあきら
もみじ葉が 麓の川へ 流れゆく 山の奥では 秋がふけゆく
7
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舞
憧れを知り初む乙女 人魚なる姫の佇む 北の停車場
10
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び わ
高齢者邪魔な存在社会にてそうならぬよう健康注意
6
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茂作
借り畑は仕舞ひと云へど春の菜を 植へる人あり實り無しやに
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夕夏
がをとおすがのどうかくとしょゆうかくはいくでしったしょきのころかな
2
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夕夏
あいてにしむじゅんをさとるじこぎせいあいはんするのふたりがちかい
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