滝川昌之のお気に入りの歌一覧
音蔵 雅秀
煙突の二本聳へる発電所 吾幼時の 思い出の郷
3
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び わ
久しぶり手話サークルの講師役静かに対応笑顔の波に
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茂作
山茶花にしばし夕日のとどまりて 今ひとしほの色まさりけり
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詠み人知らず
冬に鍋 買おう買おうと 先延ばし 土鍋欲しくば 向かうは何処へ
3
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杜鵑草
しづかなる鄙のあはれとこそ思へ言甚かりけり鴨の諸声
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横井 信
もみじ葉のひらりと落ちてまた少し冬に近づく広い青空
12
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睡密堂
虫の声気づけば絶えて街灯を頼りに帰る北風の町
14
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敦希
小春日の憂き他行の途 目路留む 明け暮れになき景の彩
4
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ハジメ
続ければ何か道や光りが見えてくるその歩みを応援しよう
4
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トウジさん
せうゆの香あまくもからく流れくる煮っころがしは義母の定番
9
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詠み人知らず
音のない 世界佇む 祖母の耳 不思議と祖父の 声は届きし
4
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詠み人知らず
秋までに 肥えた蓄え 冬支度 縁側下がる 渋柿暖簾
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詠み人知らず
笑み浮かべ 遠く生きると 指離し 手を振る先は 火葬場の煙り
6
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聴雨
つはぶきの花の命の短かさを知るや知らずや冬木立哭く
12
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KEN
燃ゆといふ言の葉軽く浮かべては 公孫樹見上ぐる平和の有りて
12
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音蔵 雅秀
風呂帰り 家まで5分で 濡れタオル バリバリ凍る 赤平の冬
3
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聴雨
冬枯れの野に吹きすさぶ風に知る路傍を照らす石蕗の花
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継海
太陽の怒り抱きて尚靜かだるま夕陽と人の呼ぶ秋
4
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び わ
すっきりと僅かな時間おしみなくすぐ実行し青空仰ぐ
6
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茂作
秋の空かくまで青く澄みはてて 時雨のごとく紅葉散りくる
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