秋日好のお気に入りの歌一覧
守乃みさと.
大粒の雨から逃がれ四阿へ冷えた体に背中越しの熱
18
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芳立
無防備な君のひとみをほしいままに南の風はうるほつてゐる
9
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恣翁
桃色に滲める月の暈に似て 君の乳輪 指先に腫る
14
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舞
父母も夫婦としての何かにの歩みあるらん子には知られぬ
12
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林林
様々な草が地の下根を絡め生き延びる意地張り巡らせる
21
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詠み人知らず
微笑みの美しい人心まで美しく見ゆ吾真似るなり
22
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林林
草抜けば蟻 団子虫 芋虫が慌てて逃げる 住み処失い
11
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夢士
陽の陰り寺の鐘鳴りならば良し家庭菜園草採り始めむ
16
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へし切
言問はぬ柚子は九年で花が咲く 何 なかなかに 惑ふ吾かな
29
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夢士
子ら遊ぶ狭き広場のベンチにて流れ飛び来るボール待ちをり
13
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舞
木うつ音深山に響く 寂しさを知るひとは聞く 杣人うたは
13
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千映
仙石線開通喜ぶ地元人嬉しさ大漁旗で表わす
9
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半格斎
芍薬は狭庭の隅を占めて咲き 我に事問う愛おしいかと
16
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半格斎
風向きがかはりて香りの拡がりし 里山の道 針槐かな
20
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詠み人知らず
森に入り大樹のもとを歩めれば木陰にしみる蝉しぐれかな
16
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詠み人知らず
波に濡れきれいな色の石ころも手に取りおれば乾きてくすみ
13
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舞
陰日向選べぬままに落ちた地で根を張りて咲く花逞しく
28
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潮月繁樹
数億の 知識の中の 空間を 翼を広げ 幼子は飛ぶ
17
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詠み人知らず
鳥の名を仏法僧と聞きたれば麗し羽も仏の化身
13
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林林
「土曜出のパパに夕食作りたい」野菜炒めは子ども達の味
17
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