横井 信のお気に入りの歌一覧
うすべに
ぼおんぼんと間遠くなれば かりかりと巻き鍵まわす祖母の手のしわ
10
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うすべに
実をおとし葉も色づいて冬支度 ははその森にセピアの風吹く
11
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滝川昌之
今日だけは破っていいと張り替える障子に昭和の子は暮れていた
16
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ななかまど
つま先が冬にふれぬよう側臥位で眠る寒き夜野分は止まず
13
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へし切
少子化を止める対策まず急げ 本気でやらねば 日本が危うい
14
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音蔵 雅秀
懸命に 翼動かし頭上ゆく 川鵜何気に健気に覚ゆ
5
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なりあきら
目が覚めて 風を感じて 日が昇る 木々が色づき かの人想う
5
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詠み人知らず
猫手揺れ おいでおいでと 招き猫 寒いは互い 抱いて温もり
5
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舞
白樺の雪の林の木の間ゆく小川の水の音のさやかに
10
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び わ
手話の会ワイワイガヤと忘年会今年も通過良い年になり
8
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茂作
名も知らぬほこらに祈る外つ國の 乙女にあへり山の邊の道
13
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仙人の弟子
ぽっかりと ただ浮かんでる 雲のよう 目的もなく 頼るものなく
10
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KEN
葉の散りぬ木間に射す陽を灯す如 明かりの漏るる北向きの部屋
13
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西手心黒
まだここに居ると思うか兄猫は探して鳴きますときどきたまに
5
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うすべに
声かける クリスマスねとセコイアの小枝のさきの茶色の鈴に
14
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滝川昌之
助手席の君から寄ってくるのなら右急カーブが続いてもいい
23
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ななかまど
いつまでも政治は金と永田町数は力の過信の果てに
16
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へし切
来し方を思へば淋しい年の瀬に こころに残る母との別れ
16
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音蔵 雅秀
乳白の空よりふはふは 薄墨の 白に変じて 手のひらに溶く
6
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舞
人生と一人相撲す頃は過ぎ折れたつばさに見た夢偲ぶ
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