葱りんとのお気に入りの歌一覧
リクシアナ
枇杷色に熟れて膨らむ月あかり空に結んだ甘き果実の
18
もっと見る
海恵ふきる
金魚のいいところはいつも目をあけて世界をびっくりみていられること
4
もっと見る
沙久
「訪問に水差すような」とアナウンサー 苦く読み上げる 沖縄での事
9
もっと見る
夢士
朝つゆの光る紫露草の蕾ゆれをり散歩する路
14
もっと見る
へし切
長き間の使いなれにし古机 来し方のこと思ふ傷跡
22
もっと見る
桐生賄
血のような 真っ赤な夕日 凄いぞと 思わず写真 子供か、私
12
もっと見る
コーヤ
彩りの緑のシャワー浴びながら清しく歩く初夏の森みち
13
もっと見る
林林
そういえばいつぶりだろう「疲れた」と口に出したら君がぽふっと
15
もっと見る
林林
「休みの子は死んだ」と囃す大勢に殴りかかったあの子の眼光
15
もっと見る
鰹鯨
血管と毛が浮き立つ程面白く人の言葉も仕方次第で
4
もっと見る
野々花
爽やかな空気の中で伸びをする目覚めよ私 若葉の中で
14
もっと見る
舞
夕暮れは月も朗らに朝には風も清しき五月晴れかな
16
もっと見る
工藤吉生
オレだって一生懸命生きてると実際言ってしまう程度だ
7
もっと見る
月虹
ことんと音するやうに眠り就く母の背中に幸せのアーチ
63
もっと見る
ながさき
庶民から 搾れる限り 搾り取る 生かさぬように 殺さぬように
22
もっと見る
千映
痛みから解放されて喜びの束の間にまた痛む辛さよ
9
もっと見る
へし切
ぬばたまの夜のしじまに独り言 月がいざなふ君が面影
21
もっと見る
鴎
この胸の痛みが溶けぬ癒されぬ臨界点はもう超えている
2
もっと見る
夢士
優先で寝る若者の背を叩く健常人の行為に拍手
17
もっと見る
美津村
様式変りなじめぬ切符切りし今日疲れてながく風呂に浸りぬ
8
もっと見る
[1]
<<
115
|
116
|
117
|
118
|
119
|
120
|
121
|
122
|
123
|
124
|
125
>>
[184]