詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
行宮偏(仮之名)
恬淡な海にカモメが線を引く 視えてるらしき空のコーナー
10
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KEN
ほたる火は 枯れ行く草の 魂と云ふ 故に來し方 燈し舞ふらむ
13
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KEN
ぬばたまの 黒雲亂れ 天の繭 轉げ行くかな 絲を解きつ
12
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横井 信
雨の降る午後の昼寝に目覚めれば窓の外から小鳥が誘う
14
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横井 信
正面にみどりの風を受け止めてざわめく森をゆっくり進む
9
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横井 信
風を連れ蝶は空へと舞い上がる僕はただ待つみどりの香り
15
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へし切
12日 語呂を合わせて「豆腐の日」 商魂 逞し ひとの営み
15
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へし切
かきくらし雨の降りたる吾が身かなこころの空の晴るるものかは
19
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もみじ☆彡
枝のばし 凌霄花の 柑子色 苔むす塀も 衣替えかな
11
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蔓葵
妻恋ふる山ほととぎす遠からで声かきくらす夜半のさみだれ
18
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蔓葵
音に聞く枇杷のみにしむ夕べかなあはでも君にこころひかれて
18
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行宮偏(仮之名)
避けようとすれば暗鬼はやってくる ゆえに鬼門は怖れのことだ
10
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KEN
かの春に 手折らぬ馬醉木 さみだれに 魂と成るらむ 弟背の山に
12
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KEN
さみだれの 軒下叩く 音に合はせ 戀歌ふかな 木隱れの鳥
11
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KEN
花とても 思ひはあわや ちさの花 さみだれに濡れ 肩にいくひら
12
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恣翁
木洩れ陽に溶け出でぬらし もみぢ葉や 君の裸身を あをに染めける
17
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恣翁
降り続く雨に混じりて 喧しく こぽこぽと 溷独り言ちけり
14
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灰色猫
滝の音に聞こゆるほどのひぐらしの歌ぞ恋しき梅雨の便りや
26
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灰色猫
赤色の傘につるされ梅雨空にくるくる踊るてるてる坊主
24
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滝川昌之
惑わせる遊女のような色艶でカサブランカは夜に香る百合
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