詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
枷などの並みの脅かし遊具では見損なつたとしばし笑へり
16
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秋日好
恋人をまずは脳裡に夢描き闇や「もしも」で身悶えしてる
15
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横井 信
思い出を サルベージして 湧き上がる 言葉響かせ 広がる世界
10
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石川順一
点滅の末に停電するルーム締め切り過ぎれば悪魔が来たり
9
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千映
一斤の食パン一度に食べたのにどこ吹く風の中二の食欲
9
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詠み人知らず
その命 滾らせ給へ 生き抜きて 果てゆく終の その刹那まで
13
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詠み人知らず
白みゆく視界に 君と溶け合へる歓び 満ちて鳴呼昇りゆく
7
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詠み人知らず
チラ見して電話切る汝に胸騒ぎ 引き攣れる笑み 泳ぐまなこは
7
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詠み人知らず
渡されしタオルに 顔を埋めれば きみの香りに深呼吸しつ
10
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詠み人知らず
文芸の才に溢るるきみなれば 磨き磨きてまた戻り来よ
19
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とはと
濡れ袖を叩く布巾の色に咲き藍の好みは画して小雨
7
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秋日好
話すことあらじと二者の行きなずむ振り返るものわずかなりとて
17
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灰色猫
瞬刻に崩れる牙城のその音は弾け切れゆく弦の音に似て
15
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灰色猫
お互いが互いの胸を撃ち抜けず彷徨うだけの恋の弾丸
15
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灰色猫
コバルトの地中海より吹き抜ける風に色づく檸檬のひかり
15
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び わ
髙ければそれだけ谷は深くなる謙虚にみつめ落ちないように
9
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inosann
心中の負の感情を溢れさす心の底の正の感情
23
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舞
夢喰いて生きてはいけず夢無くて歩むも淋し歳の暮れかな
15
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紫草
文字盤の蛍光色がちかちかす亡父の気配は枕の辺り
15
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元親兄貴
寒空に鼻と頬が真っ赤っか愛しい君をギュッと抱きしめ
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