ななかまどのお気に入りの歌一覧
しきしま
世の憂さを風の便りに聞くからに花やその身を捨てて散るらむ
11
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杜鵑草
なにとなくものめかしくも見ゆるかな高校入学しつる男子は
10
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さいおん
吾漕者 木津之川路 八重桜 二人之見者 幾許嬉毛
13
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さいおん
吾背子与 二人之漕者 幾許可 今日川路者 弥毛清毛
14
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茂作
さびしきやあるじ戻らぬかどの家の 庭にひともと山ぶきの花
14
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舞
日々の旅 歩めばいつか 傍らに おみなのありて 支えささえつ
5
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音蔵 雅秀
あちこちで田植え始まり 稲の子ら 頼りなさげに水面に顔出す
3
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へし切
さくら散り春は暮れゆく山吹の花こそ花のなかににほへれ
19
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恵雪
一日の家事終へし後 刺し子布巾縫ひて心を整へてをり
7
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うすべに
山藤のかすみのかげの新緑の 色もあらたにふるさとの山
12
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滝川昌之
手でちぎるキャベツはさっと火を入れて春には甘さを増す回鍋肉
16
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兎桃
映ろえる光捉えしモネの筆時の移ろいさえ捉えるか
3
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横井 信
街角の柿の若葉の新緑にきらりまぶしい夏めく陽射し
11
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うすべに
散りそめた土手のさくらを惜しむのは みどり濃い山うつす水張田
11
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千映2
花びらの舞う下で食むおにぎりの美味しと老女三人笑顔
8
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茂作
春の風八重の山吹散らすなよ ともに見んとて便りゐたせば
18
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舞
北モシリ花待ちかねてカムイらの宴ユーカラ咲けよこの春
6
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音蔵 雅秀
被災地の惨き現場に ひっそりと すずらん揺れて チューリップ咲く
4
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なりあきら
いつか来た 岬に咲いた 花を見た 夏の始めの あの山吹の花
3
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へし切
お散歩の園児の帽子はひよこ色 みんなよちよちお利口さんだね
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