詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
思い出を辿る旅なら慎ましく超速よりも鈍行が良い
24
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詠み人知らず
青い春、胸をきゅうっとしめつけたものがなんだか忘れてしまつた
6
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西村 由佳里
うとうとに逆らい本を持ち直すいびきがないと眠れないから
5
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ラベンダー
瓦屋に 干し柿吊るす 里山は 冬の訪れ 待つが如し
25
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月虹
歌人の子らまた歌人なる素直さよ日々より人は作られるらし
62
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祈り花
生まれ來る孫の健康ひたすらに道行く幼子目に留まりぬ
8
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祈り花
産まれ來る孫の靴下小さきを編みつつ馳せる祖母となる日を
14
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みつ鷹
日が暮れる窓にはりつく虫ひとつ ここで死のうと決めたのですか
9
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舞
白神の雪置く山に北からの使者の声する白鳥の歌
12
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へし切
吾が胸のさても心は変わらぬを憂きに堪へぬは老いにぞありける
25
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滝川昌之
足はつり薬缶の水をかけられてそれでも走る楕円球めがけて
27
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祈り花
歸る子に梅干し持たせ見送れば亡母の仕草をふと思ひ出す
11
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角谷守
雨戸閉め、間違い電話に聞き入って、受話器しかない生きている今
3
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横井 信
青い空 赤くなる杉 聳え立つ 冬の日差しを 穏やかに浴び
18
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恣翁
鉄瓶を 虫の鳴くがに響かせて 恋女房の 燗つくるかな
21
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夢士
台地揺れ白線かすむグラウンド薬缶の塩みず気付けの薬
12
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河のほとり
散りゆけば秋の木の葉ぞゆくへなきみ山おろしの風のまにまに
16
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夢士
弓張の月を仰ぎて母偲ぶ召され逝くみち月に照らされ
19
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藍子
アナログな頭を持ってる人間にスマホは無理だと大泣きをする
12
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九條千鶴
星座とかわかんないけど夜空にはロマンが溢れてるのはわかる
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