由良のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
追うほどに逃げていくから幸せはゆっくり歩こう隣り合うまで
4
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あき
荘厳なパイプオルガン もうずっと音色の池に沈んでいたい
5
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恣翁
その端に おもひの丈を 掛けませば 傾くまでに いと細き月
19
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モニカ
君の背に花びらのような雪時雨ふわり落ちては静かに消えゆく
17
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麻倉ゆえ
曖昧な「好き」を投げては投げられて遠く繋がり生きてきたのに
3
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浅草大将
雪ふれば田ごとの月も寒からむ身をさらしなに衣すらなく
16
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そらの珊瑚
昏き夜に針を落としたレコードのエフマイナーが琴線に触れ
3
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栞
ひかり射す 白く四角い教室で 諦め方など教わらなかった
91
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とまと
授業中「起こしてあげて」先生の一言 君に初めて触れた日
48
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高島津 諦
損得で計算されたらこんなにも捨てられることが悲しくなかった
5
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栞
天秤が傾き零れてしまわぬよう微調整するきみへの想い
4
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夜考宙ん
薄れゆく微睡みの淵喘ぐ闇夢界(ムカイ)の地にて望む身になり
2
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まがね
この月に地球の影がうつってる少しはみ出て影絵をしよう
7
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聴雨
無機質な壁の寒さを知らされる終の暦をめくるゆびさき
15
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光源氏
いかなれば君なき夜の明くる間はあはれにおぼゆる冬の蜻蛉
13
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緋色
冬の陽の光子を溜めた空きビンが月の光に呼応する夜
16
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浅草大将
もの思ふ君一本のなには江のあしたの叙情となりて歌へよ
17
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そらの珊瑚
突然の非情を帯びて静電気今君の手に拒否られたんだ
3
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西村 由佳里
太陽に 紅葉かざせば 葉脈(ようみゃく)が 一本の木と なりて立ちおり
4
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舞
サヨナラと告げれば消える想いならこの傷跡を何と名付けん
5
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