詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
日野つみれ
ツタヤから戻ったようなローソンを曲がったようなケイスケの靴
1
もっと見る
日野つみれ
さようなら先生さようなら生徒跡形もなく消えるオラクル
4
もっと見る
五穀米
四切の肖像写真壁に貼りいざいざいざと見得を切るなり
3
もっと見る
紫苑
目を閉ぢて寄せてはかへす雨音にたゆたふ君のねむり深かれ
11
もっと見る
ケンイチ
風を纏ひしたしき人を偲びつつ花は自づの色を誇れり
11
もっと見る
聴雨
あしもとを訪ふ白波の音にきくまだ見ぬ風とこれからの秋
10
もっと見る
詠み人知らず
柘榴の木垂る小枝に赤き実のかなしみなるを知る人ぞなき
15
もっと見る
紫草
ひたすらにねじれよじれて昇りゆく高みで揺れる蔦の眩しき
12
もっと見る
ことほぎ
カネット瓶君が残したびぃ玉と 不器用だけが手を繋げない
1
もっと見る
紫苑
照り映ゆるあをき月華にはだか身をさらしつつ思ふ罪ふかきこと
14
もっと見る
紫苑
窓の辺に止まる蛾の眼にうつる吾は光の檻の囚はれ人か
6
もっと見る
五穀米
衝動の湧き出でしこと少なくて静かに西瓜を食めるこの夏
10
もっと見る
風橋 平
「Yesterday」逆さに叫び出すほどのあなたを助けたかった日々よ
6
もっと見る
ケンイチ
亜麻色の景色の影にともる灯をもとめ交はるひとりとなりぬ
7
もっと見る
詠み人知らず
ゆきあひに時をかさねて鳴きくらす空蝉のこゑ松虫のこゑ
22
もっと見る
たえなかすず
真っ青な雨が撒かれて、でも僕の小宇宙だけ半端なアリア
1
もっと見る
只野ハル
膨張する宇宙引き合う銀河の腕の中小さな星にいて
3
もっと見る
五穀米
惑いなく仕事している齢なるにこの足元の不確かさはなに
10
もっと見る
市川ありさ
有り得ないもしもの話続けてよ唇ふさぐおかかおにぎり
2
もっと見る
牛隆佑
日本というイメージがかつて敗けました電信柱の影まですべて
2
もっと見る
[1]
<<
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
>>
[22]