桜園のお気に入りの歌一覧
守乃みさと.
春風が吹いたのでしょう 友達の微笑む場所から夢の香り
21
もっと見る
夏恋
濃厚なコバルト上の三日月は胸に刻んだ爪跡のよう
23
もっと見る
悠々
呑まれたる邑は海市となりけるも 廃墟の土に芽吹く蒲公英
34
もっと見る
月虹
街道に花暦あり咲き誇る八重の桜が季節見守る
32
もっと見る
へし切
ふたりいて笑ふて泣いてとも白髪生きるも死ぬもおなじと思ふて
27
もっと見る
林林
我が子らもこんな嵐の夜に産まれ共に嵐の世を生き抜いてく
26
もっと見る
まぽりん
枝垂れ咲く薄くれなゐの花こぼれ巣くふつがひのつばくらめかな
30
もっと見る
月虹
さみどりの街に降り立つ春の風木々の揺らぎに唄が聴こえる
281
もっと見る
林林
「その人がいなくなっても ほほえみと言葉とぬくもり決して消えない」
18
もっと見る
只野ハル
高熱の母はセメント袋のように重くて腰を痛めた
9
もっと見る
光源氏
ひさかたの匂ひあまたにおほふれば藤の衣の色とやは見る
20
もっと見る
林林
父もまた心に穴が空いたまま夏野菜の苗買い求めをり
22
もっと見る
夏恋
このガードどう甘いのかわからぬが師範の突きがボコボコ入る
16
もっと見る
河のほとり
散りゆけば徒なるものと思ひしを桜の心積もるとぞ知る
13
もっと見る
恣翁
晩春の暖かき陽は 不規則な紋様描く波頭照らせり
25
もっと見る
秋日好
「天の川」瞬く空の架け橋は細くも高く春を謳歌し
17
もっと見る
すばる
二人きり小さな船で旅に出て丸い窓から月を見ようよ
23
もっと見る
詠み人知らず
道端に吹き寄せられた花びらのかくも哀しや果てたる色が
21
もっと見る
悠々
肅々と岩打つ水や紅椿・ 螢 白き椿に我が身變へてぞ・悠
23
もっと見る
光源氏
逢坂の関の彼方をながむれど今ひとたびの戀はかなはじ
12
もっと見る
[1]
<<
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
>>
[528]