灰色猫のお気に入りの歌一覧
へし切
秋風に折れぬばかりぞ女郎花 心ひとつを誰になびかむ
15
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ななかまど
彼岸すぎ夏の名残りのため息のような一日が過ぎて夕風
18
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小林道憲
老眼の眼鏡かけたるわが夫を 雛壇より見ている夢のおかしさ
3
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横井 信
まだ暑い九月の空にのびる枝 軽いリズムでハサミが迫る
12
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茂作
ささがにの絲に絡まるもみぢ葉の まはるを見ては風を知るなり
18
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夕夏
あのころはせしるかっとにあこがれてぼーいっしゅでもしとやかえんじ
5
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KEN
月の燈を 濁す確かな 不確かさ 風にさらされ 乱ふ雲かも
11
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音蔵 雅秀
同期生 障害持つ子の共に親 奇縁の紡ぐ絆抱きて
2
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高松 蓮
小型家電 回収箱に 入れながら おぼろに想う どこかの鉱山
4
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うすべに
すきとおる生駒の夕焼け ふりむけば三笠の山にもちつくうさぎ
13
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城南
思ふをも思はるるをもへだてなく照らす月をばひとへに思ふ
7
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へし切
雲間よりいづる月影ほのかなり心づくしの秋はきにけり
13
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仙人の弟子
名月をひとり靜かに眺むれば 言葉にならず ただただ眺む
10
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横井 信
いまだ芽の出ない畑に水を撒き母と見上げる秋の満月
15
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卓
吹雪く中 先も見えずに 突き進む いい事もなく それでも進む
4
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詠み人知らず
満月を 眺めた君の 感想は 素直に好きと 言える眩しさ
11
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只野ハル
アポ入れたセールスマンが来なかったスリッパ並べて待ってたんだけど
6
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只野ハル
カレーに乗せたとろけるチーズ二枚スプーンでぐちゃっとして食べた
4
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さいおん
汝去之 光儀不見而 五更 遅而見者 文愛寸
15
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バジル
この先もこの生活がつづくよう 激安ストアで買うマーガリン
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