本能寺のお気に入りの歌一覧
恣翁
蝉の声 焦げつくごとく 繰り返し 湧き起こりては 消えてゆくなり
23
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ミミンガ
洗濯を干してるだけで汗だくに 洗濯物の無限ループか
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詠み人知らず
キミのこと思いわずらうあの日からもう囚われて手足に鎖
3
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桐生賄
ゆっくりと 今 漕ぎ出すの あなたへと続く恋の舟 「好き」を積めこみ
11
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恵
見ないでと隠す指先ゆっくりと躱してゆきぬ彼の唇
24
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キュン太郎
初デート 朝が来るまで 待ちきれず遠足を待つ 子供みたいに
19
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へし切
病む人のこころ思はで医者と言ふ徳なき人に仁術はなき
24
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緋月
好きだとか電話するほど暇ならさ、はやく私にキスしに来てよ
5
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もなca
電柱のわずかな陰に身をよせて信号を待つ炎天の道
26
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詠み人知らず
舞う葉っぱ傘の先っぽ押さえたり ぐりぐりしたり 待ち人は来ず
17
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潮月繁樹
初夏を抱く浴衣姿の君を抱き生きる証を指で確かめ
27
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林林
青紫蘇の裏にカマキリ赤ちゃんが その葉あげるね そっと離れる
14
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千映
診察で「何歳になりました」質問に忘れましたと嘘ぶく母いる
16
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林林
午前四時吾を起こしてテキパキと支度し遊ぶ夏休みの子
17
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矢車菊
ひまわりが空に向かって咲くやうにわたしはあなただけを見ていた
18
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もなca
梅雨明けと報道されてしかたなく猛暑の日々に付き合ってゆく
14
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舞
斎場の朝まだ消えぬ電灯に悼む人ある夏ひと夜かな
23
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コーヤ
洋蘭の織り成す世界は幸福で心の花も満開になり
19
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まるきち
音楽を聴いてアゲようと思ったら充電切れてたときの悲しさ
2
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詠み人知らず
道端でストッキングの屍が 日に晒された 静かな絵画
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