藍子のお気に入りの歌一覧
コタロー
秋の夜孤獨の部屋で聽きたるは中島みゆきがとてもお似合ひ
13
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コタロー
秋悲したつた獨りの我見兼ねふはりふはりと寄り來る蜻蛉
13
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コタロー
作物や果物熟れて甘くなり食卓竝ぶ好物の山
9
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コタロー
蜩の聲の餘韻に浸るとき涼しき風が草花搖らす
13
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コタロー
秋の草小さきままに小さき花小さき蝶を呼んでをるなり
13
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沙久
長いとも言えるし短いとも言えるあまたのお歌に幸あるように
34
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滝川昌之
駅の中ゆっくり歩くお年寄り 若いスマホがリズム合わせる
18
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滝川昌之
吃音の作家が描いた小説に出てくる子どもはいつもさみしい
25
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クロネコ
甲子園 焼けた肌で 駆け抜けて 声援浴びるは 努力の盛夏
6
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クロネコ
今はまだ 心は素直に なりぬれど 吾が希むは 気兼ねなき宴ぞ
6
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河のほとり
白露の野辺より先に置き初めて秋来たりとは袖にこそ知れ
21
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河のほとり
吹く風は何の色とも見えなくに心染みてぞ秋は知らるる
14
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河のほとり
色ふかく心を染めて奥山のもみぢにわれはまぎれてぞゆく
20
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inosann
秋風に蝉のむくろの転がれる沢音しみる峡の細道
24
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inosann
鳴き尽きて天を仰いで息絶える蝉のささやき未だに聞こえず
20
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inosann
振り返る和解と妥協の産物は寛容と許容の眉間の皺
21
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inosann
来年に持ち越す春か妄想の中に見えない娘の彼氏
17
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灰色猫
創世の命の木の下聞いていた白鯨の歌はデジャブーに消ゆ
16
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灰色猫
白米が怒ったらしいもの凄い粘りになって襲ってくるぞ
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灰色猫
膨大な死人の文字の図書館でわたしは独り呼吸をやめない
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