ななかまどのお気に入りの歌一覧
仙人の弟子
掘りごたつ 火鉢の炭火 檜ぶろ 闇夜の暗さ 去りし思い出
5
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睡密堂
丁寧にリボンをほどくラッピングまでもがプレゼントかのように
6
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茂作
忘れじと妻が手渡す柚子の實の 湯氣の香りに冬は至りぬ
16
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舞
脚出して街ゆく女若き頃妻もかくにか時のかなたに
10
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KEN
シャルドネの匂ふ吐息で別れ告ぐ シャルドネの味教へてやれば
12
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音蔵 雅秀
霧に浮き 栄枯盛衰秘めしまま 天空の城 竹田城跡
5
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音蔵 雅秀
世の中は まるでコロナが消へしごと 賢明施設は警戒解かず
4
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詠み人知らず
横で寝る 旦那温いと ひっついて 涎垂らして 爆睡起こさず
6
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詠み人知らず
腹満ちて 満月思う 昼過ぎに チキン食べられ 幸せなイヴ
4
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へし切
野茨の実の色朱し 灰色の冬空のなか 其の色朱し
13
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聴雨
まれびとをもてなす庭の石蕗に冬に稀なる蝶のたづねて
13
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仙人の弟子
冬空の 午後なお暗き 年の瀬に健気なりかな 山茶花の舞い
7
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艸介
冬の田を抜き足差し足忍び足 餌は獲れたるか やれ鷺鳥よ
9
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滝川昌之
運び屋は北風でした庭先に二センチほどの氷柱届く
21
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うすべに
一年の過ぎるはやさにしみじみと 柚子のかおりの湯気につつまれ
14
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萱斎院
秋の夜のいらへず過ぎししらつゆの いつしか玉となりにけるかな
10
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杜鵑草
すずろなる賑はひの市に浮き立てる人を厭ひてふり出でてけり
12
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恣翁
昨夜の雪 けふは消ぬとも 風花の いつか根雪となる日の来べき
14
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横井 信
霜の降る冷たい朝の青空に白い湯気吐く冬の煙突
13
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茂作
遠き日を思へば夢か現かも いまある我は誰れがかねごと
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