詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
病みつかれ心もとなき独り身の なほ気がかりな 検診結果かな
20
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もなca
東雲のあかねの色をしたがえてひこうき雲は西へと伸びる
8
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夢士
空っ風指しゃぶりしてビルの前ドアのセンサ指紋認識
16
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幸子
我ながら自分に甘い焦がしても「新妻みたい」むしろときめく
17
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幸子
リングとな?!言われてみれば確かに輪対峙の光がきらめかすリング
11
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千映
新玉ねぎ待ってましたと籠に入れ夕餉にひとつ楽しみが増え
13
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滝川昌之
かじかんで誤変換やら誤送信 寒のスマホにあかぎれのごと
22
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詠み人知らず
装幀の艶やかさにて久女知る一気に読み終え虜になった
11
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灰色猫
ほんのりとラム酒の香るさくさくのアップルパイと結婚します
19
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秋日好
水たまりパキリと割れる薄氷と空気しかない厳冬が来た
17
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詠み人知らず
サラリーマン言い得て妙なり川柳に時流に乗れぬ自虐の言葉
17
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舞
雪染める真白な羽やランドセル神話を生きる者たちのゆく
7
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千映
品のない造花集めし厳冬に元気貰いて愛ほしくなる
6
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横井 信
暖かな布団の中でまだ暗い窓の外ゆくもがり笛聞く
12
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横井 信
もがり笛 哀しく響く大寒の駅のホームで春を待ち立つ
13
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恣翁
寒月は 風止みし天に高く冴え 下町の屋に 霜を置きけり
14
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夢士
東の空ほんのりと紅さして淡き月影かたぶきをりぬ
11
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夢士
明けやらぬ空に月影沈み行く睦月の朝の木の芽は硬し
13
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もどり
細切れになった秘密をビニールに詰めてオフィスの隅に積み置く
8
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灰色猫
にわとりかたまごが先か人類のこの命題を究明しました
20
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