横井 信のお気に入りの歌一覧
桃山
愛犬とカウチで浴びる惜しみない窓辺の日差し体いっぱい
6
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橘
街路樹のアメリカン・フーはらひらと意志あるようにフロントに降る
6
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音弥
歌詠みが詠い置きたる歌屑は御空の星にしかざるべけんや
12
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橘
日差しする町屋の路地に一日中夏をひきずる朝顔の青
11
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桃山
この夏の朝ごと青く目に沁みた朝顔きょうは刈りてしまおう
4
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名鈴
昔今 この国あの国 比ぶれば 世の例とて 常にはあらず
9
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舞
まだ買わぬ当選金の使い道やや喧嘩する妻と吾かな
9
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梅星
くればまたあくるるがよのならひなら月をかくさむ朝もかくさむ
5
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び わ
ただ無心ふと気がつけば師走なり今年一年手話に明け暮れ
5
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KEN
憂國忌 過ぎて全ての 葉を散らす 櫻の影に 魂はありなむ
8
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KEN
潰されし 邪鬼のごときの この影に 何を悔いよと 冬の陽の射す
5
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KEN
迷ひ咲く 四葩に優し 冬の陽は 變化の術を 説く事も無く
5
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KEN
穩やかに 枯るるもみぢの 疎ましく たなうらの夢 日だまりに投ぐ
8
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萱斎院
影うつす鴨のうきねの水鏡 月ぞ見ゐつる冬の十五夜
8
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ねりこま
ただいまとつぶやき我に返るのは午前六時の無人のオフィス
3
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ねりこま
シャワーだけさっと済ませるはずだった冬の身じたく湯舟の誘惑
3
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ねりこま
オンライン授業の準備に明けくれて紅葉も知らず秋の暮れゆく
8
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名鈴
嬉しびと 二層倍もの 悲しびを ともに与ふる 汝を否ぶまじ
11
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うすべに
吹き寄せる金色の蝶悲しみも ガードレールの下の花束
7
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音弥
花園に花は数々あるものを訪うはひとつかアゲハ哀しき
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