夢士のお気に入りの歌一覧
深谷真雪
図書館のカフェ子どもらの声がしてふんわり珈琲と香る幸せ
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もり
思い出は乾涸びてなお美しくマニキュアの瓶涙のカタチ
12
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本能寺
白砂に 二列の足跡 残しても 波に消されて 夏も過ぎゆく
13
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ながさき
蔦かづら 電柱覆い 天までも 凄まじき哉 草木の生命
21
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コーヤ
広場よりゲートボールのカンコンと聞く音高く秋の響きで
11
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コーヤ
女郎花深い思いを黄に染めて野風に揺れて君を待つらむ
19
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千映
民謡が 大好きだった父なれど憎き認知症 興味を奪う
11
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へし切
見直しと初心に返ると思いきやなほも拘る高嶺の花を
13
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へし切
この夏の猛暑を忘れ涼む日も秋の長雨にこころも沈む
22
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千映
この夏の 我が家の胡瓜消費量例年の倍 美味し糠漬け
8
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芳立
さやかなり夜長に月のかげさして虫の音たえぬ少女子の墓
10
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矢車菊
遠い音が澄んで聞こえてくるようで息吸い込めばもう秋ですね
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詠み人知らず
一人だけ黙りこみたる女子のいる恋バナのわに一輪の華
10
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詠み人知らず
秋くれば種を蒔かねど野の原に色はまざれどコスモスの咲く
12
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詠み人知らず
翔びてくる蝶のあれども花のない葉ばかりしげる庭を去りゆく
8
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新座の迷い人
早朝に 散歩道へと 来て見れば彼岸花咲き 鯉達泳ぎ
8
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舞
通学の子らの日焼けの夏なごり海山川の香の懐かしく
12
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紫苑
君あげしシュプレヒコールとほつかた夏のおはりの風に乗りきぬ
12
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恣翁
再会の近き思へば落ち着かで 寝惚くるごとし 夢ならなくに
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潮月繁樹
無花果が我を喰らえと紅く割れ神輿準備の神社が隅で
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