浅草大将のお気に入りの歌一覧
渡邉はるき
風寒み花の散りぬと思ひなば八重に咲き添ふ今朝のあは雪
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鈴桜
寂しさに零るばかりの侘びしげに庵に咲きたる花の立ち枝ぞ
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紫苑
自裁せし友を偲びて書かれたるブログを読みて黙し祈りぬ
4
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詠み人知らず
紅椿 揺蕩う夜の果てし朝 雪に落ちなむ ひときわの 紅
1
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仁 呼
京の春 花かんざしの 紅枝垂梅 乙女咲き初め 色あざやかに
11
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詠み人知らず
書は朽ちず金沢文庫現代に本堂の前静かに佇む
2
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諏訪真
ゆらゆらと微かに灯る残り火は誰かが捨てた夢の亡骸
8
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諏訪真
医者からも呑むのを止めろと言われど呑めぬ後生に生きる価値なし
1
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諏訪真
この歌は誰が為にこそ詠まれるか見知らぬ人か唯の木霊か
3
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由良
影ゆきてそぼ降る雨の十七夜月の鼓動は息をひそめる
3
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紫苑
春風に裡なる音叉共振し春告鳥は初音奏でむ
2
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渡邉はるき
降りしきる春雨しげく袖濡れて花の蔭にも鴬ぞ啼く
5
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詠み人知らず
春近し 君と選びし早咲きの 桜の枝は もう色づきし
1
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波江究一
狙撃せし窓を憎めど何せむに夜陰に掻き抱く妻の骸を
2
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諏訪真
寄道し道に迷うたその先に微かに匂う白梅の花
2
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仁 呼
梅の聲 すみれの語らひ 春を告ぐ 寢言も云はず ねこやなぎの芽
12
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詠み人知らず
なんだてめえいったいどこの何様だ怒気をこらえて血圧高し
5
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さくら咲月
この季節 北より吹きし 冬風を 斥けて近づく 春の風かな
3
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粕春大君
鶴の鳴く葦辺の浦の春霞波に浮かびて残る月影
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紫苑
桜花まことの色を秘めたるは花にはあらず如月の枝
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