詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
KEN
心涸き想ひさ乱れ七変化うるふ瞼も五月雨の色
10
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恣翁
青黒く 庭のヤツデを染め上ぐる 鳴神月の雨の色かな
23
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詠み人知らず
無情とて命は命 ながらふに植物摘むは罪にあらずや
12
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詠み人知らず
待ち伏する木の枝ゆ闇に紛れては音もなく襲ふ森の忍者よ
7
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夢士
花桃の風に揺られて小さき実のホトホト落つる梅雨の夕暮れ
17
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石川順一
地割れする田圃にあるのは水だけで田植えの終わりし田に比し虚し
10
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滝川昌之
一緒だと弱冷房車を選ぶから 妻の安堵を冷まさないのさ
18
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灰色猫
梅干しをじっと見つめてごはん食むつばを飲み込みごはんのみ食む
27
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詠み人知らず
我が唄を厭はしげに聴く我が犬の耳のふるへの愛らしきこと
14
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石川順一
エビ天のモスバーガーを食べにけり夕餉直前午後五時台に
12
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石川順一
アーモンドチョコレート五個食べる朝日曜日ぐらいから始めたのか
11
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詠み人知らず
ポチポチとゆくかポチポチゆきたれば もの皆優し庭咲く花は
9
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コタロー
吾輩は歌であるなり名はなくて詠み人智らずに詠まれてゐます
3
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コタロー
ひつそりと六月生まれの紫陽花は雨に濡れつつ咲くのがお好き
8
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煩悩
百億の挽歌になった日に唯一人アララト山でその時を待つ
6
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詠み人知らず
トラックの高き席より眺むれば 走る景色は広々として
11
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横井 信
青空に浮かぶ天雲ゆるやかに夏へ連れゆく遠き山影
13
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へし切
つれづれに老いの慰み歌を詠む その日暮らしの あれやこれやと
23
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KEN
松の枝を濡らす雫も落ち止めば闇に木靈の夜木菟鳴く音
8
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詠み人知らず
きみがため役立たませば 喜びて 踏み台とならむ 蓑笠とならむ
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