ななかまどのお気に入りの歌一覧
艸介
冬の田を抜き足差し足忍び足 餌は獲れたるか やれ鷺鳥よ
9
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滝川昌之
運び屋は北風でした庭先に二センチほどの氷柱届く
21
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うすべに
一年の過ぎるはやさにしみじみと 柚子のかおりの湯気につつまれ
14
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萱斎院
秋の夜のいらへず過ぎししらつゆの いつしか玉となりにけるかな
10
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杜鵑草
すずろなる賑はひの市に浮き立てる人を厭ひてふり出でてけり
12
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恣翁
昨夜の雪 けふは消ぬとも 風花の いつか根雪となる日の来べき
14
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横井 信
霜の降る冷たい朝の青空に白い湯気吐く冬の煙突
13
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茂作
遠き日を思へば夢か現かも いまある我は誰れがかねごと
15
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渡 弘道
旧道や蔦に埋もれる待合所旗振る見送りそして通知
5
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KEN
柚子の香をかげば懐かし大勝軒 夢に木枯らし吹いてた街の
12
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舞
道端のこの石ころも地のなりて何億年か星見てきたか
10
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音蔵 雅秀
山茶花を剪定せしや ツリー状 赤華やかに その日待つごと
5
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音蔵 雅秀
入りたれば 温み包みて心地良く 出るをためらう こたつ良きかな
4
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詠み人知らず
初雪に 凍えて帰る サンタ道 抱えた胸に 笑顔浮かべて
5
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へし切
年の瀬も押し詰まっては気も逸る集う家族のあの顔この顔
18
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詠み人知らず
ケーキ売り 眺めるだけの 慣れた目に シクラメン見て 気を反らすのみ
2
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詠み人知らず
プレゼント 包む楽しさ 渡す文 笑みを浮かべる 楽しみな明日
7
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詠み人知らず
素うどんに 紅生姜の 天麩羅を 芯から温い 美味さに飽きず
5
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詠み人知らず
来年は より良き年を 欲張りて 餅はいつ焼く 気ばかりはやる
7
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聴雨
時雨やみ睡蓮鉢の底ひまで棲むもののなき静けさを知る
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