秋日好のお気に入りの歌一覧
デラモルテ
如月に寒さつづきて山烟りあるかなきかの五日月夜
14
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林林
暗闇で毛布にくるまり夫待つ温かくなる話を子らと
18
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林林
お店にてティッシュが最後のひとセット買って五人で分け合うあの日
18
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林林
亡き母に代わりて来たる胡蝶蘭新たな花が明日一周忌
26
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へし切
風はまだ頬に冷たい春なかばこころ浮かるる菜の花のいろ
33
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夢士
しだれ咲く白き小さき雪柳冷たき風に季節忘れじ
24
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夢士
弥生なか庭に妖精舞ひ来たる淡き紅色カタクリの咲く
25
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舞
たおやかな今なら恋とわかるほどやさしく愛でしあなたのことを
15
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千映
黙祷は早朝お昼地震来た時三度で足りないことは承知で
16
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千映
妻の死より地震の夜の灯りなく一人夜明けを待つ辛さ知る
13
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千映
地震の夜孫三人が一枚の布団で雑魚寝楽しかったと
12
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千映
お一人様「五品でお願い」震災の次の日雪舞うスーパーの列
14
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守乃みさと.
水田を渡る風なら変わらずに入ってきます 君といた窓
26
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夏恋
それでもねやっぱり感謝しています辛い時間を支えてくれたわ
13
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夏恋
真夜中の坂道で遭った君まるで夢の中のひとのようです
17
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夏恋
いずこから迷い込んだか紋白蝶深夜の車両にひらひらひらら
18
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夏恋
ありますよ青海波、紅葉賀に頭の中将源氏の君よ
9
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紗紋
夢語る過ぎしあの春今一人朝に溶けゆく友の面影
14
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恣翁
春風よ 梅だにあるを 同胞ゆ 戦の塵を吹き飛ばさなも
27
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本能寺
きみ想うこころも遠くなりにけり おぼろに霞む月の満ち欠け
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