詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
千映
風邪ひきの吾に片栗練ってくれ砂糖味付け体に優しい
9
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詠み人知らず
吾知らぬ誰にはぐるるや ぼろぼろの羽震はせてむせび泣くきみ
10
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詠み人知らず
過呼吸の途切れ途切れの涙声 偽りのない本気の恋か
11
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詠み人知らず
きみだけが与えるだけで貰えない 都合のいい女の恋は盲目
9
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詠み人知らず
寂しくもまた悔しくも見つめなば 悟るや彼のうちに棲めぬを
12
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詠み人知らず
癒しては羽 虹色に輝かせ ふたたび翔くる日見守り待たむ
13
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石川順一
山眠るクリスマスから柚子湯など師走やミカンゆりかもめなど
11
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河のほとり
吹く風と共にこころの行く時はただ遥かなる空をこそ知れ
17
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藤本
ガラケーの君へのメール 死ぬ前にもういちどだけこれになりたい
4
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吉野 鮎
きみが首掻つ切る夢に目覺むとき復讐する吾の氷のキスを
7
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び わ
最近は大きな声で妻話す難聴の吾(あ)に気を使いてか
7
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吉野 鮎
一途なるやけに重たき純情に八百萬絶句の微妙な女神
14
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吉野 鮎
三樣の意圖絡み合ふ冬至の陽射しくる路に薄き影曵く
19
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吉野 鮎
知る人ぞ知るありやうを聽きはけて凍る玉座に響く蟲の音
12
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吉野 鮎
むしの風ゆらりと玻璃戸すり拔けて吾裡を穿つ凍刃のこせり
12
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舞
花盛る言の葉の森葉隠れに色咲き残す花ぞ愛しく
12
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角谷守
慰めに歌を詠みたる我が心 我が心のみ東北をゆく
7
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角谷守
液晶を車窓と見立て 番組はマレーシアまで行ってしまった
3
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工藤吉生
文字だけでこんな光の感触を描けぬものかと思いつつ踏む
9
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秋日好
こっそりとプレゼントたちはラッピング窓に柊飾れば万端
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