inosannのお気に入りの歌一覧
炭酸水
冬至すぎ使い回しの柚子三つ湯船に浮かべ顔近づける
20
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詠み人知らず
沸点の泡立ち静かに待ちているわれはほのかに素直になるか
24
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詠み人知らず
文章に眞意を讀み取る古日記の出會ひの時の忘れられずに
19
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詠み人知らず
冬晴れと子たちに元氣貰ふ朝登校兒たちに思はず手を振り
16
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リクシアナ
絵に描いた幸せの夜やわらかな白き奈落の夢に彷徨う
28
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恣翁
軽やかに 泡となりて ピチピチと罅ぜたる 詩家の魂こそ旨けれ
18
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詠み人知らず
行ってきた気になっていたラーメン屋 ぁあチョー不幸 気落ちした肩
17
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まあさ
転院は桜咲く頃 裏切られ 病状悪化 桜が終わる
15
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まあさ
看護師の「戻って来たらだめですよ」声に押されて病棟を出る
35
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まあさ
今日からは第2ステップ やわらかな春の陽の中 夫転院す
20
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舞
朝ドラの筋書きなどを評論す良くも悪くも妻と休日
14
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たけくらべ
おもふゆゑ人目をしのぶ道行きに後ろ指さす罪あらめやも
24
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沙久
「容疑者を射殺した」という速報に日本ならばどうしたかと問うた
13
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夢士
青空にもくもくもくと白き雲セーター脱ぎて年末掃除
17
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沙久
未完なら 今はそれで行け でもいつか「やるじゃんお前」と言わせてみろよ
25
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呉竹の憂き節
見る影は心々によりながら嘆きしづむる闇路こそあれ
5
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石川順一
信心の為にお経を聞いて居る聖書も必要冬の朝には
19
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たけくらべ
恋しさをもよほす冬の風さへも連れなき人の声と聴くらむ
29
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灰色猫
壊れゆく僕の心はいつだって君を求めて旅をしている
18
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灰色猫
凪いだ海心の静寂に波を立て流星のごと落ちる海鳥
19
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