ななかまどのお気に入りの歌一覧
茂作
雪遊び終へて集まる手炙りの 兄弟ふたり頬霜やけぬ
15
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音蔵 雅秀
川凍り港に注ぎ波洗い 宝石に変ゆ ジュエリーアイス
3
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音蔵 雅秀
うたのわで わが歌良しと拍手受く そを励みにし 更なる高みへ
6
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へし切
黄昏れて 君が横顔懐かしき セピアの色に遠きまぼろし
16
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詠み人知らず
実をつけど 熟すまでの 道のりに 四季を流して もがれる手先
4
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痴光山
アルバムに入れざりし写真をシュレッダーへ 終活の音をひとり聴きをり
7
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うすべに
あたたかい明かりがつつむ歌声の 祈りはとどくクリスマスの樹
11
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滝川昌之
跳ねることなかったけれど飲み過ぎの赤い眼何度も俺の卯年は
17
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水無月
面談の帰りに寄りしケーキ屋の父にもらいし苺のケーキ
7
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萱斎院
みやこより枯れ木にかかるもちづきの 影になみ打ちかへる横雲
9
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聴雨
小夜の雨ぽつと落ちれば渇筆のやうなる聲で鷺の応ふる
12
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横井 信
売れ残るケーキを食べてふっくらと今年最後の満月を待つ
14
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睡密堂
ふるさとの川へと帰る鮭の群れ傷つきながら輝く鱗
8
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渡 弘道
カーネルおじさん今年も有難うバケツ一杯鳥の誘惑
3
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茂作
打ちそろひ冬を迎へる玉葱の兵 隊を亂さず寒きに耐へる
11
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秋日好
変われない凡庸の中溺れおり諧調という逃げの収斂
11
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舞
布団へとまだくるまるか冬休み子らの踏み跡残る校庭
9
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なりあきら
カイツブリ 水面を走る 列をなし 末の松山 越すかのように
4
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音蔵 雅秀
一面に漂ひ煌めく キラキラと 天のギフトや ダイヤモンドダスト
4
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音蔵 雅秀
己が身で体験せねば解らない 哀しけれども それが人間
6
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