コタローのお気に入りの歌一覧
夕夏
さんがありてさとうみをなすぜんごふかくのうすいしょうのめさきのり
1
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夕夏
かのくにもむこうさんげんりょうどなりぢつづきのときのみいうのかな
2
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舞
台風の過ぎて朝日の大空に良き日来るよな雲二つ三つ
6
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舞
幾つかのひとには見せぬ泪落つ秋の夜長のひとり酒かな
5
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舞
出張の独り温泉露天風呂仕事は仕事羽はのばして
3
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吉野 鮎
少年の笑へば白き齒の美し球兒の夏は肌に名殘りて
15
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灰色猫
嘘をつく赤いリップのくちびるが愛に飢えてる子供のようさ
14
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つばす
知らぬ間に大気が秋に入れ替わり 柿が黄色み路地菊咲きぬ
3
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つばす
公園のロックフェスの大音量 家に遅れて届く不快音
2
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つばす
台風がダイコン葉を根こそぎ折り ケセラセラと素っ頓んで行った
3
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つばす
秋冷えに緑の山がくすみ出し 樫の実色ずく紅葉はしり
5
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つばす
傷口に塩塗るような連台風 青いビニルシートが痛々しい
5
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詠み人知らず
ついーときて二人の先ゆく赤とんぼと秋彼岸詣での墓參道ゆけり
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詠み人知らず
草雲雀小鈴ふる音切なきに 君恋しくて写真出しみる
15
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詠み人知らず
零れ咲く萩に魅せらる蝶たちの深みゆく秋を亂舞してをり
18
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滝川昌之
密集を抜けた韋駄天 歓声と悲鳴を割いてトライへ疾駆
16
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滝川昌之
食い縛る日々多かりき五十代 耐えきた奥歯 傷む齢よ
16
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神田央子
時計見て思案投げ首はたと止め急いで渡る黄昏の橋
5
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神田央子
横濱の坂の黄昏柏葉陰くぐりて光る二羽の山鳩
3
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神田央子
しゆるしゆるとティッシュを次々引き出して箱を空にすお坐りの兒よ
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