ななかまどのお気に入りの歌一覧
睡密堂
君の骨抱えて帰りお茶を淹れお疲れ様と問わず語りに
11
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KEN
さて 零時 巡らす星とやみのあひ 人はいくたび生まれ変はるらむ
11
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仙人の弟子
縁側に 猫来訪し 思案顔 しばしの時間 語り合うかな
7
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横井 信
仕事終え忘年会の酔っ払い終電後の月を見上げる
13
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茂作
つねよりもこころ明るき思ひする 咲きし山茶花瓶に活ければ
17
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秋日好
信じてる苦労をともにチャンスへと溶かすふたりが付けるキス痕
11
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秋日好
目の前で死ぬなと言った背の君と目を離さぬと誓った吾と
11
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舞
酸い苦い時によりては美味酒を味わい尽くすも飽きぬこの酒
7
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渡 弘道
枕元娘にそっとクリスマス薄紅の頬静かに撫でる
7
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音蔵 雅秀
忖度は 己が欲の裏返し 鏡の吾に 問い正すべし
5
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へし切
聞く力?民を困らせまつりごと なんだなんだよ らしくもないぜ
13
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トウジさん
ひととおりやり終え待てば虎落笛春の知らせはあるやあらんや
9
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痴光山
徒らに草生す畑のいや増せり 歩む台地のかなた白富士
5
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滝川昌之
フリスビー水平飛行でジャンプしたボーダーコリーの影が追いつく
20
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秋日好
そのままの己に才があるのだと信じる時は疾くも翔けゆく
11
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うすべに
いくすじも涙のあとと鳥の影 あさひに融ける霜のはかなさ
9
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しきしま
あの月も恋の行方に比ぶればなほほど近き心地さへする
6
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横井 信
出勤の駅の近くのポストへと日の出と共に出す年賀状
14
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灰色猫
右足を引きずりながら残された左の足で海を見にゆく
11
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舞
父母の愚かさも知る歳となりしみじみ偲ぶ親不孝者
13
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