成瀬山水のお気に入りの歌一覧
舞
ふたりして玉手箱なるアルバムを開けば流る時のおそはや
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夢士
桜舞ひ蒲公英すみれ蓮華草野に咲く花の歌声を聴く
14
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へし切
老いぬれば埋み残れる蛍火のせつなき思い内にとどめん
25
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矢車菊
あのね、あのね、何かを思い出すように花は咲きつつ散ってゆきます
9
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風花
本来の色を萌やして伸ばしゆくうたの葉の枝はさやかに茂る
19
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風花
垂らされた馴染まぬ滴流れおりオイル時計の月曜の朝
15
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詠み人知らず
予報では今日も明日も雨模様私も似たる心模様なり
16
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芳立
十年で見知らぬ街かローソンとツタヤのかげにキューポラのある
13
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詠み人知らず
どしゃ降りの雨に打たれるヘルメット男の背中に人生がある
22
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浅草大将
誰もみな等しくのりの小ぐるまの錦かざるもひとよ限りを
6
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浅草大将
いたづらに国が為とておごらずが民につくしの防人と立て
8
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詠み人知らず
わびさびのわかる人などおらねども大和の国にかわいいがある
12
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詠み人知らず
光琳の川をはさみし梅の木の紅白の花恋する人よ
13
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恵
雨粒が揺らす花びらあと少し二人の為に咲いていてほし
20
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恵
短歌読みどんな人かと想像す貴方と桜と雨と夜更け
25
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えぃ。
焦点のあわない英語の問題集譜面化ギターと解いた放課後
2
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恣翁
谷間の青き篠竹 細波に媚ぶがに揺れて 流れ抱けり
23
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あかつき
朝焼けの光の中でひたすらに風切り走った十六の夏
3
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浅草大将
青やぎのいと寂しくてふり向けばわが足跡も風に消えつつ
3
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河のほとり
咲きしより日暮し遊みともしびに夜も飽かず見し花散りにけり
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