恣翁のお気に入りの歌一覧
仙人の弟子
心地よき 涼風そよぎ 春のどか 夜の静寂に 野の花香り
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兎桃
十六夜空澄みわたり槙の葉の雫それぞれ月宿したり
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こいしかる
出したてのシャワーがひどく気持ちいい 夏がそこまで近づいている
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秋日好
もう何年サムネに使うチューリップ思い出重ねて今も咲きおり
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舞
かにかくに 祇園は知らず 石狩の 春陽揺蕩う 瀬せらぎの音
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秋日好
寂しいということだろう穀雨避け照らす夕陽も眩しいばかり
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横井 信
降り出した雨に打たれてヒメジョオンちょっとうつむき花が揺れてる
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笹舟
浮雲の跡を追うてか旅立ちぬ 綿毛見送る晴れは切なし
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千映2
桜茶に出来ぬ重たい花びらが下向き訪問客に愛嬌
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兎桃
吾が宿の垣に今年も茨花この季とばかり並びて笑う
5
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ななかまど
霧雨に首をすくめる峰桜せめて散りたし青空の下
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恵雪
万葉集栞のページに遠距離の我が身重ねし相聞歌有り
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音蔵 雅秀
仏前に 鮮やかに浮く白き菊 ふと目の覚めし 丑三つの頃
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神崎 真人
雨受けて灰壁つたふその雫 すずろに流るる泪のやうなり
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敦希
幼きは花の盛りもゆく末も思い至らず蜜舐めつ捨て
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うすべに
降りやまぬ雨のおもさに魚はねる 入り江に輪を描く舟のしずけさ
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横井 信
柔らかく芽吹く若葉は朝に降る雨の雫をやさしく弾く
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兎桃
草を引く幼馴染は白髪の混じる前髪上げて頬笑む
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トウジさん
滴る血色鮮やかに生レバーペロッと二キロドラキュラのごと
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小林道憲
雨細くせきちくの花色褪せて 行く春淋しわが庭の面
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